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成長ホルモン、性ホルモン、甲状腺ホルモンと身長の関係は?

成長ホルモン、性ホルモン、甲状腺ホルモンと身長の関係は?

子供の背が伸びるためには、成長ホルモンが重要な役割を果たすと考えているお母さんも多いですが、成長ホルモンだけが重要なのではありません。

 

子供の身長の高さを決定する際に作用するのが、成長ホルモンと性ホルモンと甲状腺ホルモンという3種類のホルモン。

 

これらのホルモンと身長にはどのような関係があるのかを簡単に解説しますので、骨端線との関係も含み理解しておきましょう。

背が伸びるためには骨端線と成長ホルモンと成長ホルモンと甲状腺ホルモンが大事

専門用語がたくさん並んでしまいましたが、骨端線が閉鎖すれば身長が伸びないという話は何度かこのブログでもお話しているので、すでにおわかりかもしれません。

 

今回は骨端線での細胞分裂を活性化し、骨を伸ばして背が伸びる仕組みについて、3種類のホルモンがどのように作用するのかという側面からお話します。

 

骨端線と成長ホルモンだけがあれば、子供の背が伸びると思っているかもしれませんが、実際にはそうではありません。

 

成長ホルモン、性ホルモン、甲状腺ホルモンの3種類のホルモンが複雑に絡み合って、お子様の骨端線での細胞分裂を活性化して、骨を縦に伸ばしていきます。

 

これらのホルモンは体内で作られた後に内分泌腺から分泌され、血液の流れに乗って全身に運ばれますが、どの組織に作用するのかはすでに決まっており、それぞれが特定器官にのみ作用します。

成長ホルモンの作用する部位と骨端線との関係は?

成長ホルモンは身長を伸ばすために最も大切なホルモンで、脳下垂体で分泌されて血液にのって、肝臓に届きます。

 

肝臓に到達した成長ホルモンは、ソマトメジンC(IGF−I)という成長因子の合成と分泌を促し、これが血液内に分泌されて骨端線に到達します。

 

骨端線に到達したソマトメジンCは、軟骨細胞の細胞分裂を活性化して骨を縦方向に伸ばして、骨が伸びて身長が高くなりますが、ソマトメジンCの作用はそれだけではありません。

 

成長期にはソマトメジンCは骨の成長を促進しますが、成長期が終わると筋肉を太くしたり、血管や神経などの組織を作る作用も発揮します。

 

高校球児とプロ野球選手では身体のガッシリ感が大きく違いますが、同じ量のトレーニングを行っていても、プロ野球選手になった頃にはソマトメジンCの作用で筋肉が太くなるので、がっしり体型に変わっていくんです。

 

成長ホルモンからソマトメジンCが分泌される必要があるので、肝臓に問題がある場合には、成長ホルモンが分泌されていても、しっかり成長することができません。

性ホルモンの作用する部位と骨端線との関係は?

成長ホルモンが骨を伸ばすのに対して、性ホルモンは骨端線で起こる骨の成長を止める作用を発揮します。

 

性ホルモンの分泌量が成長期に増える仕組みはまだ解明されていませんが、男の子は男性ホルモンが分泌され、女の子は女性ホルモンが分泌されて大人の身体に変わっていきます。

 

成長期の前半では、性ホルモンは成長ホルモンの分泌を促進したり、骨に直接作用することで骨の成長を促進しますが、後半になると徐々に骨を骨化させる作用を発揮。

 

骨の骨化が進み、完全に大人の骨になった頃には、骨端線が閉鎖して骨が伸びる仕組みが完全になくなって身長の伸びが止まります。

 

性ホルモンは骨の伸びを止めるホルモンだと考えられていますが、実際は身長の伸びのラストスパートを促進する作用があるホルモンだとも言えます。

 

性ホルモンの中でも女性ホルモンの方が、骨端線を閉鎖させる強い作用を発揮しますので、女子の方が男子よりも早い段階で成長期が終わってしまいます。

 

成長期前半に訪れる成長スパート期が、2〜3年しかないのは性ホルモンの分泌によるラストスパートの期間がそれくらいしかなく、その後は骨端線の閉鎖が起こるから。

甲状腺ホルモンの作用する部位と骨端線との関係は?

甲状腺ホルモンは成長ホルモンや性ホルモンほど直接的な作用はありませんが、骨の成長を促進したり、成長ホルモンの分泌を促進したり、細胞の新陳代謝の活性化に役立ちます。

 

甲状腺ホルモンはのどの甲状腺から分泌されますが、甲状腺の機能が低下すると、その分泌量が減少し、成長ホルモンの分泌や骨の成長にも悪影響を与えます。

 

これら3つのホルモンが複雑に絡み合って、身長の伸びを決定していますので、お子様の成長が少なかったり、明らかに低身長の場合にはホルモンの分泌量に問題がないかを検査してみてください。

成長ホルモン、性ホルモン、甲状腺ホルモンと身長の関係の記事まとめ

この記事では、成長ホルモンと性ホルモン、甲状腺ホルモンと骨端線の4つの関係性について解説してきました。

 

身長を伸ばすことは骨を伸ばすことで、骨が伸びる部分は骨の伸びしろとも言われる骨端線です。

 

骨端線の細胞分裂を活性化して新しい細胞を作り、骨を伸ばすことができれば、ぐんぐん成長しますが、3種類のホルモンと骨端線と肝臓に何かしらの問題があれば、スムーズな成長はできません。

 

医療が進んだこともあり、ホルモン分泌に問題があっても早期に治療を開始すれば、一般的な身長の高さまで成長させることも出来ます。

 

ただ骨端線が閉鎖してしまえば、成長ホルモンを注射する治療法を活用しても、骨を伸ばして身長を伸ばすことはできません。

 

学校の健康診断や身体測定で、明らかに背が小さかったり、健康に問題があると判断された場合には、取り返しのつかないことになる前に、早めに病院での診察を受けることをおすすめします。

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