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骨端線とは?復活させることが出来る?医学的な疑問を徹底解説!

 2018/08/02 身長コラム  
骨端線とは?復活する?

一度閉じた骨端線を復活させることは出来るのか?

 

医学的にも骨端線を復活させることが出来れば、止まった身長を再び伸ばすことができるのではないかという疑問があります。

 

骨端線という成長や思春期までの子供の骨にしかない線状の軟骨部分が、身長に対してどのような機能を持っているのかも解説しますので、参考にしてください。

骨端線とは?子供の骨のどのような部分のことか。

子供の身長を伸ばしたいと考えているお母さんなら、骨端線という言葉を聞いたことがあると思います。

 

骨端線とはこの漢字の通り、骨の端の部分にある線のこと。

 

生まれたばかりの赤ちゃんから存在し、成長期や思春期の終わりまでに徐々に骨端線が閉鎖していくことで、身長の伸びが鈍化して止まります。

 

線といっても目で見えるのではなく、レントゲン撮影を行った際に骨の端の軟骨細胞部分が映らないことで、線のように見えることから骨端線と呼ばれている状態。

 

骨端線は軟骨細胞の集合体で、骨端線の部分で細胞分裂が繰り返されることで、徐々に骨が伸びて、身長が高くなったり、手足が長く成長していきます。

 

骨端線には骨芽細胞と破壊細胞が存在し、それぞれの役割を果たすことで、骨が伸びるんです。

 

骨芽細胞は新しい細胞を作って骨を伸ばし、破壊細胞は古くなった骨を破壊する役割のある細胞。

 

一方的に骨が伸びるのではなく、破壊細胞よりも骨芽細胞の動きが優勢になることで、新しいの骨を作る力が勝り、はじめて骨を伸ばすことができるというわけ。

 

少しややこしいですが、骨端線が閉鎖せずに残っている限りは、骨芽細胞も破壊細胞もそれぞれの役割を果たし、徐々に骨を伸ばして身長を高くすることができます。

 

だからこそ、骨端線を復活させることが出来ないのか?という疑問があり、もし医学的に骨端線を復活させることができれば、止まった身長を伸ばすことが可能になります。

骨端線はいつまであるのか?閉鎖する年齢や原因は?

骨端線は年齢とともに徐々に閉鎖しはじめ、成長期や思春期の後半になると、骨端線の幅が狭まる速度が速まります。

 

医学的には骨端線の閉鎖=成長期の終わりと考えられており、骨端線が閉鎖してしまえば、身長を伸ばすことができなくなります。

 

骨端線の閉鎖には、男女差と個人差がありますが、平均的な年齢は統計データで予想することが可能。

 

男子の骨端線の閉鎖は17〜18歳、女子の骨端線の閉鎖は15〜16歳。

 

お子様の身長を伸ばしたいと考えるのなら、骨端線が閉鎖する年齢までに少しでも効率的にに身長を伸ばす方法を実践すべきでしょう。

 

ただ稀に20歳を過ぎても骨端線が残っている人がおり、大人になっても健康診断の度に身長が伸びるのなら、骨端線が閉鎖していないことが原因です。

 

そういった人でも、23〜25歳位までには骨端線が閉鎖して身長の伸びが止まりますので、病気でない限りは、一生背が伸び続けるということはありません。

骨端線が閉鎖するのは女性ホルモンの影響

なぜ成長期の後半で骨端線が閉鎖するのか?

 

骨端線の軟骨細胞の外側には静止軟骨細胞層という部分があり、そこが徐々に伸びて骨全体を覆ってしまうから。

 

静止軟骨細胞層の成長を促進するのが、女性ホルモンのエストロゲン。

 

性ホルモンには、骨端線の軟骨細胞の細胞分裂を促進する作用と、静止軟骨細胞の成長を促進し、骨の成長を止めてしまう真逆の作用があります。

 

男子と女子の骨端線の閉鎖時期に違いがあるのは、女子の方が大量の女性ホルモンを分泌しているから。

 

だから思春期や成長期の到来も早く、あっという間に大人の身体に成長して、骨の成長が止まってしまうというわけです。

 

男子だから女性ホルモンは分泌されていないと思うかもしれませんが、男性ホルモンを原料に女性ホルモンを作り出してしまいますので、男子でも骨端線の閉鎖が起こります。

 

もし骨端線が閉鎖しなければ、一生身長が伸び続けることになりますので、骨端線の閉鎖自体は悪いことではありません。

 

問題になるのは、骨端線の閉鎖時期があまりにも早すぎる場合。

 

早熟傾向が強すぎる思春期早発症のような疾患の子供の場合は、身長の伸びのピークが小学生(女子は低学年、男子は中学年)になり、あっという間に身長が伸びない状態になります。

 

思春期早発症のような症状でも、専門病院での治療を行うことで、骨端線の閉鎖を緩やかにして、ある程度まで身長を伸ばすことはできます。

骨端線の確認方法や費用の目安は?

骨端線の状態はかなり個人差がありますので、女子中学生や男子高校生の身長を伸ばしたいのなら、事前に確認しておいた方がよいかもしれません。

 

15歳までのお子様なら小児科、それ以上の年齢なら整形外科でレントゲン撮影を行ってもらうと良いでしょう。

 

レントゲンにかかる費用は、初診料で1000円前後、写真1枚につき600〜800円くらいなので、手と足を撮影しても5000円もあれば十分。

 

ただ総合病院などでは、骨端線の状態を確認するためだけにレントゲン撮影を行っていないところもありますので、街の小さな病院や整形外科に行くほうが良いと思います。

 

レントゲン撮影を行えば、あっという間にお子様の骨端線の状態をチェックできますので、もしそこで閉鎖していなければ、まだまだ伸びる可能性があるということ。

 

非常に簡単で短時間でまだ可能性があるのかを判断できますので、気になる方はチャレンジしてみてください。

骨端線は復活させることができるのか?

骨端線は復活させることができる?

これが一番、気になっていることかもしれません。

 

医学的には完全に閉鎖した骨端線を復活させることは出来ないと考えられています。

 

骨端線を復活させることは、不老不死の薬を作るようなもの。

 

完全に固まった骨を成長段階に戻すことですので、現在の医学では出来ませんし、将来的にも骨端線は復活できないと考えられています。

 

閉鎖した骨端線が復活しないからこそ、成長期や思春期が終わるまでの期間で、しっかり骨を成長させて、身長を伸ばしてあげる必要があると理解しましょう。

骨端線は復活しないけど、閉鎖を緩やかにすることはできる。

完全に閉鎖してしまった骨端線は復活しませんが、まだ完全に閉鎖していなければ、閉じる速度を緩やかにすることはできます。

 

骨端線が閉鎖する原因は、性ホルモン(主に女性ホルモン)ですから、性ホルモンの分泌量を抑制してあげると、閉鎖する速度が緩やかになります。

 

性ホルモンの抑制作用がある方法を実践することで、完全に閉じるまでの期間を少しでも先延ばししましょう。

 

実際にどんなことに気をつけると良いのかといえば、

睡眠ホルモンのメラトニンが性ホルモンを抑制する

睡眠ホルモンのメラトニンには、睡眠を司る作用があるだけではなく、性ホルモンの分泌にも影響を与えます。

 

メラトニンには性ホルモンの分泌量を抑制する作用がありますので、しっかり分泌させてその効果を活用すべきでしょう。

 

そのために意識すべきことは、より多くのメラトニンを分泌すること。

 

メラトニンの分泌量を増やすには、朝起きてすぐに朝陽を浴びて体内時計をリセットする生活習慣を導入すること。

 

メラトニンの原料になるセロトニンの分泌量を増やすこと。

 

この2つのことを意識すれば、良質なメラトニンをしっかり分泌でき、性ホルモンの分泌量を抑制して、成長期の到来や進行速度を緩やかにしてくれます。

 

ちなみにセロトニンはリズム運動が効果的なので、ウォーキングなどの一定リズムの動きを30分ほど続けると良いでしょう。

性ホルモンの受容体の脂肪細胞を減少させる

子供の頃からぽっちゃり体型だと、性ホルモンの分泌量が増え、早熟傾向が強まりあっという間に成長期を迎えて、身長が止まってしまいます。

 

これは脂肪細胞が体内で一番の性ホルモン受容体だから。

 

簡単に言えば、太っているとそれだけで性ホルモンの分泌量が増えてしまうということ。

 

だからお子様の体型は標準体型くらいまでにとどめておき、あまり太らないように気をつけてあげることが大切。

 

もしお子様のダイエットを考えているのなら、食事制限ではなく、運動量を増やして食事の質を改善することで時間をかけて行うようにしてください。

 

短期的な食事制限を伴うダイエットは、成長に必要な栄養素が不足したり、リバウンドのリスクが高まりますので、おすすめではありません。

骨端線の細胞分裂を強化して骨を伸ばす方法は?

骨端線を伸ばす方法は

骨端線が閉鎖すれば二度と自然に身長は伸びないのなら、少しでも残っているうちに効率的に骨を伸ばしてあげることも大切ですよね。

 

骨端線の細胞分裂を活性化させるのは、分泌された成長ホルモンが肝臓に届くことで分泌されるソマトメジンC(IGF-I)。

 

ソマトメジンC(IGF-I)と呼ばれる成長因子が骨の骨端線に到着することで、細胞分裂が活性化されて、骨が伸びて身長が高くなります。

 

成長ホルモンの分泌量を増やすこと、肝臓への負担を抑制してソマトメジンC(IGF-I)をしっかり分泌させる以外にも、注意すべきことがありますので、それを紹介すると・・・。

骨端線の刺激になるような運動を行おう

ソマトメジンCの刺激以外でも、運動をすることで骨端線には良い刺激になり、細胞分裂を促進することができます。

 

ジャンプをする運動を行うと身長が高くなるといいますが、あれは縦方向の運動による刺激が骨端線の細胞分裂を促進するから。

 

ジャンプ=縄跳びと考える人もいますが、骨端線のひとつの問題として、同じ運動を繰り返していると、その刺激に慣れてしまい鈍感になってしまうという傾向があります。

 

だから縄跳びをし続けても、骨端線の細胞分裂が活性化されずに、効率的に骨を伸ばすことはできません。

 

ではどうすればよいのか?

 

ジャンプ、ダッシュ、急に止まる・・・などいくつかの動きを組み合わせて行うことがおすすめ。

 

これらの動きはバスケットボールやバレーボールにも多く、身長が伸びやすいスポーツや運動と言われるきっかけにもなっています。

 

体を動かせば、それだけお腹が空いて食事量が増えたり、夜熟睡できるようになりますので、成長ホルモンの分泌量にも良い影響を与えてくれます。

良質なタンパク質の摂取で骨の成長を促進することも大切

運動による骨端線への刺激を増やしながら、骨の成長をサポートする栄養素を摂取することも大切です。

 

骨の成長にはカルシウムと考えているお母さんも多いですが、骨が成長する際に骨端線の軟骨細胞部分で最も最初に使われるのが、タンパク質を構成するアミノ酸。

 

アミノ酸を原料にコラーゲンが合成され、骨端線の軟骨細胞部分でコラーゲンが骨の骨格を形成することで、はじめて骨が伸びてくれます。

 

骨の成長に必要な栄養素は、タンパク質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンD・ビタミンKの6種類。

 

タンパク質を中心にこれらの栄養素をバランス良く摂取することが非常に大切ですので、食事による栄養補給も意識してみてください。

 

もし普段の食事で栄養補給が十分にできないのなら、栄養豊富な身長サプリメントを活用することも必要でしょう。

 

骨端線が閉鎖してしまえば二度と骨が伸びなくなりますので、残された期間でどれだけ効率的に伸ばすことができるのかを考えるようにしてください。

骨端線とは?復活させることが出来るの記事まとめ

骨端線とは子供の骨にしかない、骨を伸ばす仕組みのことで、成長期の終わりとともに閉鎖してしまうもの。

 

そして一度閉鎖した骨端線は復活させることができないと考えられていますので、閉鎖する前の努力が非常に大切になります。

 

骨端線の閉鎖を防いだり、復活させることはできませんが、緩やかにすることは可能なこと。

 

さらに骨端線が残っている期間の栄養補給や運動による刺激を増やしてあげることで、伸びやすい状態にすることも出来ます。

 

成長期が終わり、骨端線が閉鎖する前にできることをしっかり行って、骨が伸びる仕組みをうまく活用してくださいね。

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