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運動不足が低身長の原因?身長を伸ばすために必要な運動は?

運動不足が低身長の原因?身長を伸ばすために必要な運動は?

子供の低身長の原因のひとつが、ここ数年どんどんひどくなっている運動不足だと言われていますが、実際の運動時間はどうなっているのでしょうか?

 

小学生や中学生の運動状況について、「平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」のデータなどを元に解説します。

 

運動が子供の成長に与える影響や実際にどのような運動を行うことが効果的なのか、子供の身長に運動が与える影響を徹底検証します。

運動不足の子供が増えている状況は変わらない

子供の運動量が減少し、運動不足の子供が増えているというのは、何年も前から言われていることなので、親として実感している人も多いでしょう。

 

少し古いデータで言えば、日本学校保健学会が1981年と1992年に行った「前日に学校以外で運動やスポーツをしたかどうか」の調査で、運動をした子供の割合は、

 

  • 小学3年生・4年生男子:82.5%→67.2%
  • 小学5年生・6年生男子:77.0%→58.0%
  • 小学3年生・4年生女子:73.6%→45.5%
  • 小学5年生・6年生女子:64.1%→39.1%
  • 小学生・中学生・高校生:37.2%→21.3%

 

このように僅か10年ほどの期間で、各年代で15%以上も減少していることが確認されています。

 

平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」でも運動不足が確認され、小学生と中学生の体育の授業を除く1週間の総運動時間が60分未満の割合は、

 

  • 小学生男子:6.4%
  • 中学生男子:6.5%
  • 小学生女子:11.6%
  • 中学生女子:19.4%

 

このように多くの子供が運動量が少なく、運動不足の状態であることがわかっていますが、ここ数年は運動を推奨する学校が増え、少しずつ状況が改善しつつあることを知っていますか。

 

特に平成25年以降の小学生の運動時間の変化が顕著ですので、どのような推移状況なのか確認してみましょう。

男女別小学生の1週間の運動時間の推移状況は?

小学生の1週間の総運動時間の推移データを見ていると、特に平成25年以降に急激に運動をしない子供が減少していることがわかります。

 

平成24年の体育以外での1週間の総運動時間が60分未満の割合は、男子小学生は10.9%で女子小学生は23.9%と緩やかに減少しながらも、この程度のレベルを保っていました。

 

しかしより細分化して調査が行われた平成25年以降では、

 

小学生男子の場合は、

 

  • 平成25年:5.0%と4.1%で合計9.1%
  • 平成26年:2.9%と3.4%で合計6.3%
  • 平成27年:2.9%と3.6%で合計6.5%
  • 平成28年:2.9%と3.6%で合計6.5%
  • 平成29年:2.9%と3.5%で合計6.4%

*年度:0分以下、1分〜60分未満、60分未満の割合の順で記載

 

小学生女子の場合は、

 

  • 平成25年:10.0%と11.0%で合計21.0%
  • 平成26年:5.0%と8.4%で合計13.4%
  • 平成27年:4.6%と8.3%で合計12.9%
  • 平成28年:4.0%と7.6%で合計11.6%
  • 平成29年:4.1%と7.5%で合計11.6%

*年度:0分以下、1分〜60分未満、60分未満の割合の順で記載

 

体育以外の時間でも週に60分以上の運動をする子供が増えていますので、徐々に子供の運動不足は改善される兆しがありますが、それでも子供の成長には十分な運動量であるとは言えないでしょう。

 

その理由として、2013年度に行われた学校給食のエネルギー量の削減があります。

学校給食のカロリーは運動不足で削減されていた

2013年4月から実施されているもので、小学校と中学校の学校給食の1食あたりのエネルギー量の20〜30Kcal削減という決定事項があります。

 

これは4年毎に行われている厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」などを参考にして4年ぶりに刷新されたもので、全年齢層のエネルギー量の削減というはじめての試みを実施。

 

1食あたりの年齢別のエネルギー量は、

 

  • 6〜7歳:530キロカロリー(30キロカロリー減)
  • 8〜9歳:640キロカロリー(20キロカロリー減)
  • 10〜11歳:750キロカロリー(20キロカロリー減)
  • 12〜14歳:820キロカロリー(30キロカロリー減)

 

20キロカロリーとは、ご飯でいうと10g強と少量ですが、子供の肥満防止のために給食での摂取エネルギー量が削減された事実は変わりません。

 

やはり子供の運動不足による肥満児童の増加や、生活習慣病予備軍の増加を防ぐためにも、摂取エネルギー量の削減が必要だったのでしょう。

 

この時の決定事項には、ニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜やレバーに多く含まれるビタミンAの必要量を現行より15~40%増やすことも盛り込まれています。

 

子供が食事で摂取している栄養素の減少を改善し、より効率的な栄養補給を目指した改革が行われてきたのでしょう。

 

学校給食の摂取エネルギー量削減が男子中学生の肥満予防に役立つ

東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学の小林廉毅教授らの研究グループが行った調査で、2018年6月5日に英国の国際学術誌「Journal of Public Health」オンライン版に掲載されたエビデンスのしっかりしている話。

 

この調査では、都道府県レベルで給食実施率が10%増加すると、翌年の男子中学生の「過体重(全体の10%ほど)」の割合が0.37%減少し、「肥満(全体の5%ほど)」の割合が0.23%低下することを確認。

 

しかし女子中学生に関しては、過体重の子供や肥満割合を減らす傾向は確認されたものの、統計学的に有意な結果は得られませんでした。

 

平均身長に関しても、給食実施率の上昇で身長が伸びる傾向が確認され、学校給食が肥満の子供を減らす作用を発揮していることが確認されました。

 

これらの結果から、男子中学生に関しては学校給食が思春期の肥満を減らす有効な施策の1つであると結論づけています。

 

摂取エネルギー量が減少しても、栄養士が考えたメニューで栄養バランスが改善されることで、男子中学生の身長の伸びにも良い影響を与えるのでしょう。

 

少し話がそれてしまいましたが、なぜ子供の成長に運動が必要なのでしょうか?

骨の成長に欠かせない運動の効果とは?

適度な運動を行うことは子供の身長の増加にとって必要なことで、運動不足の子供は食欲も出ず、夜も熟睡できずに睡眠中の成長ホルモンの分泌量が増えにくくなります。

 

運動をすることで食欲が増進し、消費カロリーも増えて、夜も疲れて熟睡できれば成長ホルモンの分泌量が増え、身長が伸びやすい状況になるのもわかりますよね?

 

しかも運動開始後15分〜運動終了後3時間ほどは、微量ですが成長ホルモンが分泌されることも確認されており、運動した夜の成長ホルモンの分泌量が増加することも確認されている状態。

 

そんな日々を過ごしている子供と、運動不足の子供ではどちらが身長が伸びやすい状況になっているのかは考えなくてもわかるでしょう。

 

さらに運動による骨への刺激が、骨端線での細胞分裂を活性化したり、より細胞分裂が起こりやすい状態を再現しますので、骨の伸びもサポートします。

どんな運動を行えば子供の身長が伸びるのか?

子供の身長を伸ばす運動と聞くと、多くのお母さんはバスケットボールやバレーボールと答えますが、100%正解というわけではありません。

 

確かにバスケットボール選手やバレーボール選手には男性も女性も高身長な人が多く、これらの競技をやらせれば身長が伸びるのではないかと考えるのもわかります。

 

確かにバスケットボールもバレーボールも身長が伸びやすいスポーツですが、確実に身長を伸ばしてくれるものではありません。

 

高校生や大学生、プロ選手に高身長の人が多いのは、身長が高い方が活躍できるスポーツなので、自然に背が低い人が競技を止めてしまうから。

 

身長を伸ばす運動としては、急にダッシュする・急に止まる・ジャンプする・走るなどが必要な要素なので、これらの動きが練習や試合に組み込まれていることも大きいのでしょう。

 

運動を行うことも大切ですが、子供の成長に悪影響な運動もあります。

 

  • 嫌いな運動を無理やりやらせる
  • 一時的に激しい運動をさせる
  • ハードな筋トレを行う
  • マラソンなど消耗の激しい運動

 

運動によるデメリットも考えられますので、子供の成長に役立つのは、適度な運動を一定期間持続させること。

 

縦方向の刺激があり、食欲を増進して熟睡できるような運動を定期的に実践させることで、子供の持つ身長を伸ばす仕組みがしっかり作用します。

 

運動は逆効果になることもありますので、お子様の年齢や消耗具合なども踏まえて、適切なレベルに保ってあげてくださいね。

運動不足が低身長の原因?身長を伸ばすために必要な運動の記事まとめ

子供にとって必要な運動ですので、身長を伸ばして将来的な低身長のリスクを回避するためにも必要なものでしょう。

 

体育の時間以外の運動時間は若干増加傾向にありますが、小学生ではまだまだ定期的に運動を行っていない子供もいます。

 

小学生のうちに運動習慣を身に着けておかないと、中学生・高校生と運動をしなかったり、運動オンチになってしまうこともあるでしょう。

 

運動をきっかけにして、食事・睡眠・成長ホルモン・骨端線に良い影響があることがわかっていますので、定期的な運動習慣を身につけさせてあげてくださいね。

 

さらにいえば、運動量に合わせた食事量や食事内容に変更することで、身長の伸びをサポートすることができますので、その点も考えてあげましょう。

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