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小学生や中学生で老化、ロコモティブシンドロームで骨折が増える

小学生や中学生で老化、ロコモティブシンドロームで骨折が増える

小学生や中学生の子供に運動器の障害が起こり、「立つ」「歩く」といった基本的な動作がうまく出来ない子供が増えています。

 

ロコモティブシンドロームとも呼ばれる運動器症候群は、本来なら40歳以上の年齢で起こる症状ですが、小学生や中学生に増加し骨折等の原因になることも。

 

子供に増えるロコモティブシンドロームの実情と、その弊害、予防方法や対策方法などをまとめて紹介します。

ロコモティブシンドロームとは?

ロコモティブシンドロームとは、2007年に日本整形外科が新たに提唱した考え方で、運動器の障害により、要介護になるリスクの高い状態のこと。

 

要介護という言葉があるように、

本来のロコモティブシンドロームとは高齢者に対して使われる言葉ですが、それが小学生や中学生の間でも起こっていることが確認されています。

 

ロコモティブシンドロームが起こる原因は、

 

  • 運動器自体の疾患
  • 加齢による運動器機能不全

 

ロコモティブシンドロームには変形性関節症や骨粗鬆症も含まれているので、累計患者数は4700万人もいると考えられている国民病のひとつ。

 

そんなロコモティブシンドロームが低年齢化するということは、将来的な患者数や要介護認定される人の増加も予想される非常に厳しいじょうたいだということ。

 

特に小学生や中学生で発症すると、将来的に身体的な欠陥を持った状態で過ごさなければならないので、非常に厄介な状態になります。

ロコモティブシンドロームの子供はどのくらいの割合でいるのか?

文部科学省の委託を受けた埼玉県医師会の調査報告によると、幼稚園・小学生・中学生の1343人を調査した際にはおよそ4割がロコモティブシンドロームの兆候があることが確認されています。

 

4割もの子供がロコモティブシンドロームの予備軍。

 

少し意外な結果かもしれませんが、

それだけ多くの子供がロコモティブシンドロームを発症するような運動環境にあるということ。

 

ロコモティブシンドロームを発症する子供に多いのが、全く運動をしない子供と特定の運動しかいない子供が増えている現状です。

 

運動不足の子供が増えていることは、

以前から問題になっていますが、スポーツ庁が平成27年に行った調査では、1週間の運動時間がゼロの子供は小中学生で3〜14%もいることがわかっています。

 

運動をしていてもサッカーで下半身しか使っていないことなども、上半身の運動器の発育や成長に悪影響を与えますので、これもロコモティブシンドロームの原因のひとつ。

 

運動をしないこと、同じ運動しかしないことは、ロコモティブシンドローム予備軍の子供を増やす結果につながるので、できるだけ避けるようにしましょう。

ロコモティブシンドロームによる骨折が増えている

ロコモティブシンドロームの子供は日常動作にも弊害が起こり、和式便器でかがめずに後ろに倒れたり、つま先が上がらずに何もないところで躓いたりします。

 

さらに症状が進行してしまうと、跳び箱を飛ぼうとして両手首を骨折したり、すべり台の着地の際に足首を骨折してしまう。

 

以前なら捻挫で住んでいたのに、骨折してしまう子供が増え、埼玉県ではわずか2ヶ月で15人も骨折患者を診察した整形外科医すらあるほど。

 

ニッセイ基礎研究所が調査した学校での骨折発生率も昭和45年の0.64%から平成23年には1.60%まで増加していることが確認されています。

 

別の調査でも1970年から2011年の40年間で中学校での骨折事故の割合が2.5倍にも増加していることも確認されていますので、骨折には十分に注意が必要だということでしょう。

 

ロコモティブシンドロームでも、日常生活に影響が出るのが骨折ですが、栄養状態も改善している現代で、運動不足だけが原因でロコモティブシンドロームが起こるわけではありません。

栄養不足もロコモティブシンドロームの原因のひとつ

運動不足に合わせて栄養不足の子供が増えていることもロコモティブシンドロームを低年齢化している要因のひとつ。

 

ロコモティブシンドロームを予防する栄養面の考え方としては、筋肉と骨を作るためには、食事も大切。

 

タンパク質やカルシウムの摂取量を増やし、ビタミンB6(代謝を促し筋肉を作る)やビタミンK(骨の形成を促進)の摂取も必要です。

 

骨折予防にはカルシウムだけ摂取していればよいのではなく、成長期の子供には骨・筋肉・靭帯などを構成する栄養素の補給が必須でしょう。

 

特に加工食品ばかり摂取していると、ビタミン不足に陥ってしまうことも多いので十分に注意が必要です。

ロコモティブシンドロームかどうかの確認方法とは?

ロコモティブシンドロームの子供が出来ない運動には、

 

  • 片足だけでしっかり立つことができない
  • 手を真っ直ぐ上に伸ばせない
  • しゃがむとふらついて倒れる
  • 雑巾をしっかり絞れない
  • ものを遠くに投げることができない
  • 倒れた時に手で支えられずに顔を怪我する
  • 両手首を同時に骨折する

 

こういった状況だとロコモティブシンドロームの傾向が強まるので、普段からの運動習慣と食習慣の見直しが必要になります。

 

ロコモティブシンドローム予備軍の子供を放置すると、30代や40代で運動障害が出てしまうリスクもあるので本当に注意してください。

ロコモティブシンドロームを改善する運動方法は?

ロコモティブシンドロームは運動しなければ、改善しませんので自宅でも簡単にできる運動法(寝たままでできる体幹トレーニング)を紹介すると・・・

 

  • 背伸び運動
  • 起き上がり運動
  • エアプレーン
  • キャット&ドッグ

 

どれもそんなに難しいことではありませんが、体幹を鍛えることと、関節をしっかり動かす運動を取り入れるようにしましょう。

 

寝たままでできる体幹トレーニング以外では、廊下の雑巾がけをさせるというのも良い方法のひとつ。

 

スポーツ庁が行った、小学5年生と中学2年生を対象にした全国体力調査では、運動能力の数値が過去最高になっているのに、握力だけ大きく低下していますので、雑巾絞りは握力強化にぴったり。

 

廊下の雑巾がけは足腰の強化、手首の強化にも役立ちますので、自宅でも簡単にできる全身運動だと言うこともできます。

小学生や中学生で老化、骨折が増えているの記事まとめ

今回はロコモティブシンドロームという、最近の小学生や中学生に増えている運動器の障害について紹介してきました。

 

幼少期からの慢性的な運動不足、同じ運動の繰り返し、栄養不足という3つの要素が絡み合って、ロコモティブシンドローム予備軍の子供が増えている現状。

 

それを改善するためにも、普段の食生活や運動習慣を見直してあげてください。

 

食生活や運動習慣飲み直しは、子供の成長をサポートして身長の伸びを改善する効果も期待できますので、そういった意味でも取り組みたいこと。

 

特に栄養面の強化はお母さんにしかできないことですので、しっかり考えてあげてくださいね。

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